「免許合宿は最短何日で取れるか知りたい」「免許合宿は1週間で卒業できるって本当?」など、免許合宿について気になっている方も多いのではないでしょうか。
大学生が長期休暇などを利用して参加する免許合宿は、短期間で運転免許が取得できておすすめです。
しかし実際は「免許が何日で取れるのか」「最短は1週間?」など、あいまいな部分が多くて不安になる方もいるでしょう。最短で免許取得できないと予定がずれてしまうので、できればスムーズな卒業を目指したいですよね。
そこで今回は免許合宿の最短日数やスケジュール、合格率について解説します。免許合宿で延長になった場合のリスクや最短で卒業するためのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
免許合宿の最短ルートを把握することで、スピーディな免許取得を目指しましょう♪
免許合宿は最短何日?スケジュールや最短期間を解説

免許取得までの最短日数は、AT車で「14日」MT車で「16日」となっています。
今回は免許合宿で多くの方が取得する「普通自動車免許」について解説します。
「AT車」と「MT車」それぞれの最短日数や何日で取れるか、学科試験の合格率などについて詳しく見ていきましょう。
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最初に免許合宿スケジュールと最短期間を説明

免許合宿が最短何日で卒業できるのか、だいたいの目安を知っておくことは大切なことです。
免許合宿におけるスケジュールと最短期間について見ていきましょう。
免許合宿の最短期間はAT車で14日MT車で16日
普通自動車免許を取得する場合、免許合宿を卒業できるまでの最短期間は次の通りです。
車種 | 所持免許 | 最短期間 |
---|---|---|
AT車 | なし | 14日 |
MT車 | なし | 16日 |
免許合宿の最短期間はおおよそ2週間となっており、AT車で「14日」、MT車では「16日」かかります。所持免許の有無によって多少日数が変わりますが、ほとんどの場合は14日〜16日となるでしょう。
「原付免許」を所持している場合であっても、同様の最短期間となります。これはあくまでもストレートで合格した場合の日数なので、スムーズに合格しない場合は延長する可能性もあります。
また教習所によって休校日を設けているケースも多いので、最短日数∔1~2日と考えておきましょう。
【免許合宿の最短期間】
AT車 | 14日+1~2日 |
---|---|
MT車 | 16日+1~2日 |
終了検定・卒業検定の曜日が決められている教習所もあるため、入校日によって最短期間は異なります。
詳しくは各教習所のHPに記載されているので、気になる方はチェックしてみて下さい。
「AT車」と「MT車」の違いについて

普通自動車の免許を取得する場合、「AT限定免許」か「MT免許」のどちらかを選択します。そもそも「AT車」と「MT車」はどのように違うのでしょうか。
これから免許を取得する方は良い機会なので、2つの違いについて把握しておきましょう。
「AT車」の免許は「AT限定免許」とも言われ、AT車のみ運転できる免許のことです。AT車には「クラッチペダルがない」という特徴があり、アクセルとブレーキのみで操作します。
そのためMT車よりも比較的簡単に運転できることが多く、MT車と違ってエンストの心配もありません。免許取得に関してもMT車より短期間で取得できるため、「最短何日」というのはAT車の期間を指していることが多いでしょう。
現在販売されている車はAT車が多いので、AT限定免許で困るということは少ないかも知れません。しかし欲しい車や社用車などがMT車だった場合は、AT限定免許では運転できないので注意しましょう。
もしMT免許が必要な場合はAT車を限定解除することによって、MT免許に切り替えることも可能です。
一方の「MT車」には、アクセルとブレーキ以外に「クラッチペダルがある」という特徴があります。クラッチペダルは発進や変速などの際に操作が必要となるため、AT車よりやや操作が難しいと言えるでしょう。
教習時間に関してもAT限定免許よりやや長い傾向にあるため、費用も多少高くなります。しかし仕事などでMT車を利用する機会があるという方は、MT免許を取得しておく必要があります。
またMT車は運転の楽しさを味わえるなどメリットも多いので、車が好きな方であればMT免許の方がよいでしょう。MT免許を取得しておけばMT車とAT車の両方運転が可能なので、もし迷ったらMT免許を取得するのがおすすめです。
「最短期間」はいつからいつまでを指す?
免許合宿の最短期間は14日間〜16日間とお伝えしましたが、詳しくはどの期間を指すのでしょうか。最短期間とは、入校式〜卒業式までのことを指します。
移動日や運転免許センターの本試験などは含まれていないため、注意しましょう。
遠くの免許合宿に参加する場合は、移動日なども考慮して日程を立てる必要があります。
あくまでスムーズに卒業できた場合のモデルケースなので、延長も考慮して余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
免許合宿のスケジュールについて
合宿免許の最短期間はAT車で14日間、MT車で16日間ということがわかりました。
では教習所では実際にどのようなスケジュールになっているのでしょうか。入校〜卒業までのおおまかなスケジュールを見ていきましょう。
入校式⇒第一段階⇒修了検定⇒第二段階⇒卒業式
※スケジュールは一例です。教習所や入校日によって異なるため、詳しくは各教習所に確認しましょう。
「入校式」(1日目)
初日は入校式やオリエンテーションがあり、そして入校手続きや説明会、適性検査などが行われます。
これから2週間の教習や宿泊、食事などについて詳しい説明があるので、しっかり確認しておきましょう。
入校式が終わった後はさっそく学科教習がスタートするので、気を抜かずに学んでいきましょう。
「第一段階」(2日目~6日目)
最初の1週間は「第一段階」と呼ばれており、学科と技能において運転の基礎を学びます。
学科教習 | ・9時間 |
---|---|
技能教習 | ・AT車12時間以上 ・MT車15時間以上 |
「学科教習」では車を運転するための基本的な知識を、ビデオや教本などで学びます。交通ルールや運転マナーなどについても学習するので、これから運転する上での大切な基礎学習となります。
入校から4日目以降には「効果測定」と言われる仮免許試験の模擬試験が行われます。90%以上の正解で合格なので、しっかり復習しながら臨みましょう。
「技能教習」は最低12時間以上となっており、基本的な操作と走行を学びます。修了検定前には「みきわめ」という習得技術の確認が行われます。
指導員によって良好という判定が出ないと修了検定に進めないので、落ち着いて運転することが大切です。最初の1週間は学科・技能ともに運転の基礎となる大事な教習となるので、しっかり学んでいきましょう。
「修了検定」(7日目)
7日目はいよいよ修了検定となります。
仮免許学科試験 | 90%以上の正解で合格 |
---|---|
技能検定 | 路上に出ても通用するかのみきわめ |
「学科試験」「技能検定」ともに合格することで、「仮免許証」を取得できます。
どちらか一方が不合格になった場合は路上に出られないため、リラックスして臨みましょう。
路上で運転するために必要な免許修了検定に合格すると交付される
「第二段階」(7日目~13日目)
「第二段階」に入るといよいよ後半1週間となり、公道を走る路上教習に進みます。
学科教習 | 16時間 |
---|---|
技能教習 | AT車MT車ともに19時間以上 |
「学科教習」では高速道路の走り方や自動車の点検、応急救護の教習などが行われます。また危険を予測した運転では教習生同士でディスカッションするなど、安全について多く学びます。
卒業検定前に「効果測定」が行われ、95問中90点以上で合格となります。
「技能教習」は19時間以上の教習が必要となっており、路上での基本的な走行を学びます。教習生2、3名が同乗する「高速教習」も含まれており、免許取得に向けてさまざまな技能を学びます。
卒業検定前には「みきわめ」が実施されるため、良好という判定をもらうためにも落ち着いて運転することが大切です。
「卒業検定」(14日目)
免許合宿を卒業するための技能検定となり、合格するといよいよ卒業となります。道路上でコースが指定され、所定の課題をクリアすると合格です。
道路や交通状況に応じた運転ができるか、安全確認や危険予測ができているかなど、今まで学んだことの集大成とも言えます。
卒業検定に合格すると「卒業証明書」が交付され、晴れて卒業となります。以上が免許合宿における入学〜卒業までのスケジュールです。
免許取得までの最短日数で組まれているため忙しいですが、日々新しい発見があります。空き時間や休日にリフレッシュしながら、宿泊ライフを楽しむのもおすすめですよ。
注意!「免許合宿の卒業=免許取得」ではない

「免許合宿を卒業すれば免許が取れる」と勘違いされる方もいますが、実はそうではありません。
これは合宿だけでなく通学プランにおいても同じであり、教習所を卒業した後に免許センターで試験を受ける必要があります。
ご自身が住民票を置いている都道府県の免許センターへ出向き、「適性試験」と「学科試験」を受験しましょう。
- 卒業後1年以内に行く必要がある
- 住民票がある都道府県のみで受験できる
- 土日祝は実施していない
上記3つを覚えておきましょう。
免許センターに出向く際は教習所の「卒業証明書」を持参する必要があります。卒業証明書は交付後1年経つと無効になってしまうため、注意しましょう。
卒業してから時間が空いてしまうと教習所で学んだ知識や技術も忘れてしまうため、早く行く方が望ましいでしょう。
ちなみに学科試験は100点満点中90点以上が合格ラインなので、気を抜かずに勉強することが大切です。また、試験が受けられるのは、あくまで住民票がある都道府県のみです。
現在のお住いから離れているという場合は、スケジュールを空けて出向く必要があるので注意しましょう。学科試験は基本的に平日のみ実施しているため、あらかじめ実施日を確認しておくのがおすすめです。
免許合宿の卒業∔免許センターの試験合格=運転免許証の取得
学科試験の合格率について

免許合宿を卒業した後には、免許センターで学科試験に合格することで晴れて運転免許証の取得が可能となります。
この学科試験は100点満点中90点以上が合格となるため、全員が一発で合格できる訳ではありません。
令和4年度のデータによると学科試験の合格率は以下のようになっておりMT免許の方がやや合格率が高くなっています。
AT限定 | 74.1% |
---|---|
MT免許 | 74.5% |
また普通自動車を含む全ての受験者の合格率は、次の通りです。

参照:警察庁交通局運転免許課「運転免許統計21ページ」
学科試験の合格率は過去10年間でやや下がっているものの、ほぼ横ばいであることがわかりました。
おおよそ8割近くの方が合格する試験となっているので、しっかり勉強すれば一発合格の可能性も高いでしょう。
免許合宿では空き時間もあるため、有効に活用しながら免許取得を目指してみて下さい。
免許合宿を最短で卒業するためのコツ

免許合宿に参加する方であれば、「最短日数で卒業したい」というのが本音ですよね。
最短で卒業できずに延長した場合はその後の予定に影響が出てしまうため、なるべくであれば最短ルートで合格したいものです。
各種検定をスムーズにクリアしながら最短卒業を目指すためにも、次の5つのポイントをおさえておきましょう。
教習スケジュールをしっかり把握する

免許合宿の初日は入校式やオリエンテーションが行われます。合宿における注意事項やこれからのスケジュール、宿泊場所やスクールバスの説明など大事な説明があります。
スケジュールに関しては2週間の最短ルートで卒業するための予定なので、しっかり把握しておきましょう。
合宿のしおりなどを熟読して免許合宿の流れをイメージし、分からない部分は質問して解決することが大切です。
ただ何となくでスタートするのではなく、必要なことはメモしながら教習の流れをシミュレーションしておくとよいでしょう。
学科教習はしっかり復習する

学科教習は「1段階」「2段階」に分かれており、交通ルールやマナーをはじめさまざまな内容を学習します。最初は一生懸命聞いていたものの、慣れてくると何となく教科書を眺めているだけにならないように気をつけましょう。
というのもこれから運転免許を取得する方にとって、学科教習では聞きなれない言葉がたくさん出てくるからです。
指導員は大切なポイントに絞って説明するため、学科の授業はしっかり聞き逃さないことが大切です。どんなに運転技術が優れていても、学科試験で合格しなければ運転免許は取得できません。
学科試験では引っ掛け問題や紛らわしい出題も多くあり、しっかり覚えていないと解けない問題もあります。また免許センターの試験は100点満点中90点以上取らなければならないので、10点しか間違えられません。
実際に学科試験に受からず何度も免許センターを訪れるケースもあるので、確実に覚えることが大切です。
学科教習は授業だけでは覚え切れないため、空き時間での予習・復習が鍵となります。積極的に自主学習に取り組みながら、最短日数での卒業を目指しましょう。
学科試験の学習におすすめ!「満点様」

「満点様(まんてんさま)」は運転免許の学科試験対策ができるインターネットの学習ソフトです。
学科試験の過去問が〇×形式で出題されるので、選択するだけで簡単に解答できます。
実際の学科試験と出題形式もほぼ同じなので、毎日繰り返すことで着実に身に付いていくでしょう。
スマホやPCなどから気軽にアクセスできるので、教習所の空き時間や休日などの勉強にぜひ使ってみて下さい。
技能講習では焦らずリラックスして運転する

技能講習では運転の基本操作から運転ルール、安全運転についてなどさまざまな技術を学びます。
技能検定は指導員が隣に座って運転を細かくチェックしているため、緊張してうまくできなかったというケースも少なくありません。
いつもの教習ではうまくできているにもかかわらず、肝心の試験で実力を発揮できないのは残念ですよね。
- 基本の動作をしっかり行う
- 焦らず落ち着いて運転する
技能検定で合格するためには、この2つがポイントとなります。たとえ緊張しても基本の動作をいつも通りに行えば、きっと合格に近づくはずです。
誰でも最初は初心者なので、たとえミスした場合でもあまり気にしないようにしましょう。もし操作ミスが続く場合は深呼吸しながら、リラックスしてみて下さい。
焦りが出てしまうと運転が雑になってしまい、減点の対象にもなりかねません。検定の前はリラックスする時間を取って、平常心で技能検定に臨みましょう。
技能検定では上手い技術の運転を目指すよりも、安全第一を心掛けることが合格の鍵となるでしょう。
免許合宿では体調管理に気をつける

免許合宿では短期間で集中して学ぶため体調管理には気をつけましょう。
もし体調不良で休んでしまった場合、その後のスケジュールに影響を及ぼします。そうなると延長料金が発生したり、日程を変更せざるを得ない可能性もあるでしょう。
- 手洗い・うがいをする
- 食事はしっかり食べる
- マスクで感染症を防止する
- 夜更かししない
- ストレスを溜めない
風邪やインフルエンザなどを予防するために、手洗い・うがい・マスクでの予防をしっかり行いましょう。休日はリフレッシュしながら、ストレスをうまく解消することも大切です。
合宿中は慣れない土地で負担がかかりやすいですが、3食しっかり食べて早寝早起きを心掛けましょう。
免許を何日で取れるか不安な方も多いですが、最短で卒業するためには健康が前提であることを忘れないでください。
卒業後は早めに学科試験を受ける

免許合宿を無事卒業した後には、免許センターで学科試験を受ける必要があります。学科試験に合格した後は運転免許が即日で交付されるので、その後は運転可能となります。
しかし学科試験では9割以上の正解が合格ラインとなるため、念入りに準備することが大切。
時間が経つと学科教習の内容を忘れてしまうため、卒業後なるべく早く免許センターに行くのがおすすめです。
運転免許センターへ行く際は、次の持ち物を持参しましょう。
- 卒業証明書
- 本人確認書類
- 住民票(本籍が記載されているもの)
- 証明写真
- 運転免許申請書(免許センターにあり)
- 筆記用具
免許センターによっては証明写真をその場で取れることもあるため、事前に確認しておきましょう。
いち早く運転免許を手にするためにも、忘れ物をしないようしっかり備えましょう。
免許合宿で不合格⁉延長になった場合のデメリット

免許合宿では最短で取得する方ばかりではなく、延長となるケースもあります。
免許合宿で延長となる理由は、修了検定や卒業検定で不合格になった場合や技能教習で補修が必要な場合などです。
もし延長になった場合はさまざまな影響が出るため、どんなデメリットが生じるのかを見ていきましょう。
- 卒業日が遅くなる
- 部屋が移動になる
- 追加料金が発生するケースも
延長のデメリット①:卒業日が遅くなる

免許合宿で延長になった場合は、当然ですが卒業は遅れてしまいます。延長してしまった方の多くが、1日〜3日ほど延長すると言われています。
とはいっても修了検定や仮免許試験は実施する曜日が決まっている教習所もあるため、一概には言えません。
不合格になると次の検定日まで待つ必要があり、なかなか次に進めないケースもあるでしょう。
1週間までは延長しないにせよ一緒に入った教習生に遅れていくため、卒業日が遅くなるのは大きなデメリットだと言えます。
延長のデメリット②:部屋が移動になる

免許合宿で延長になると、ほとんどの場合で部屋移動が必要になります。その理由として教習所では毎日入校者が入ってくるため、部屋に次の使用予約が入っている可能性が高いからです。
シングルやツインに宿泊している方は、部屋割が変わるので相部屋に移動することも少なくありません。
もし個室で空きがあればそのまま宿泊できることもありますが、このケースは稀だと言えます。
また延長になった場合は延泊専用の部屋に移動するなど、教習所や宿泊施設によって異なるため事前に確認しておきましょう。
延長のデメリット③:追加料金が発生するケースも

免許合宿で延長になった場合、プランによっては追加料金が発生するケースもあります。「延長保証」が付いていないプランであれば、延長分の宿泊費や食費が追加されるでしょう。
もしツインの部屋に宿泊している方であれば、相方が卒業することでシングルとなるため割増料金が発生することも。
最短で卒業するのが理想ではありますが、もし延長料金が心配な場合は延長保証が付いた宿泊プランがおすすめです。
保証は「最短∔1~3日」というケースが多いですが、教習所によって異なるためよく確認しましょう。また、体調不良や寝坊などは保証の対象外となるケースもあるため、体調管理に気をつけることが大切です。
免許合宿に参加する際の注意事項

これから免許合宿を考えている方は、最短で卒業するためにもいくつか注意すべき点があります。
合宿ではどういう点に注意しながら過ごしたらいいのか、主なポイントを7つ紹介します。
- 寝坊に気をつける
- 余裕を持って行動する
- 食事はしっかり食べる
- 手洗い・うがいを欠かさない
- 常備薬を持参する
- 適度にストレス発散する
- 卒業後すぐに予定を入れない
寝坊に気をつける

免許合宿に参加する際は、寝坊しないように気をつけましょう。免許合宿では前半1週間と後半1週間に分かれて、過密なスケジュールが組まれています。
もし少しでも遅れてしまうと最短で卒業できなくなり、延長せざるを得なくなるでしょう。
寝坊して教習に参加できない場合は、好きな時に教習を受けられる訳ではありません。個別補習なども一切設けていないため、寝坊した分日程が延びてしまうだけです。
そうならないためにもあまり夜更かしせずに、早寝早起きを心掛けるようにしましょう。
余裕を持って行動する

免許合宿に参加する際は、余裕を持った行動を心掛けましょう。慣れない場所で2週間過ごすため、なかなか計画通りに行動できないことが多いかも知れません。
校舎の場所が分からずに遅れてしまっても、教習は待ってくれないため日程がズレてしまうだけです。
そうならないためにもスクールバスの送迎時間を確認したり、公共の交通機関の時刻表を把握しておくことが大切。
また知らない土地で行動する際は、トラブルがつきものです。教習に行く際は5分前に着くように心掛け、余裕を持って行動するようにしましょう。
食事はしっかり食べる

免許合宿に参加する際は、3食しっかり食べることが基本です。免許合宿では校舎の食堂やホテル、自炊などさまざまな食事パターンがあります。
食事は体力の源であり、生活習慣を整えるためにも欠かせない要素となるでしょう。特に最初の1週間は慣れない教習で疲れてしまい、食欲がないという方もいるかもしれません。
しかし免許合宿では体力がないと教習をこなすことが難しく、体調を崩す原因にもなるでしょう。良いコンディションを保ち2週間元気に過ごすためにも、免許合宿中はしっかり食べるよう心掛けましょう。
手洗い・うがいを欠かさない

免許合宿に参加する際は、体調管理に気をつけることが大事です。体調不良で教習を休んでしまう方もいますが、この場合は日程がズレてしまうため最短で卒業ができません。
慣れない土地で忙しい教習スケジュールをこなすため、睡眠不足などで風邪をひきやすくなってしまうことも。
特に相部屋の場合は風邪やインフルエンザが移りやすいので、しっかり予防することが大切です。風邪をひかないためにも、毎日の手洗い・うがいやマスクで予防するようにしましょう。
免許合宿には常備薬を持参する

免許合宿に参加する際は、体調不良に備えて常備薬を持参するのがおすすめです。普段から日常的に薬を飲んでいる方は、滞在日数分の常備薬を持参しましょう。
普段は薬を服用しないという方であっても、普段と違う環境に慣れないため体調を崩しやすくなることも考えられます。
万全の体調で教習に臨むためにも、頭痛薬や胃薬、風邪薬などを持参しておくと安心でしょう。
適度にストレス発散する

免許合宿に参加する際は、ストレスを溜めないように注意しましょう。最短日数で卒業したいと意気込んでしまい、自習を頑張りすぎてストレスを感じてしまうケースも少なくありません。
過密な教習スケジュールをこなすだけでも忙しい上に、慣れない環境でストレスが溜まってしまうことも。
免許合宿では空き時間を使ってリフレッシュすることが大切です。観光がてら近隣を散策したり温泉に入ったり、ちょっと出掛けるだけでもストレス発散になるでしょう。
自然が豊富な宿泊地であれば、スポーツやアクティビティに挑戦してみるのもよいでしょう。仲間と交流も兼ねて食事会をしたり、さまざまな体験は思い出作りにもなるのでおすすめです。
また普段から愛用しているリラックスグッズを持参する方法もあります。アロマキャンドルやアイマスク、マッサージグッズなど、リラックスできるアイテムを用意しましょう。
心身が落ち着くと良い睡眠がとれるので、集中力もアップして一石二鳥ですよ。
卒業後すぐに予定を入れない

免許合宿に参加する際は、卒業後のスケジュールにも注意しておくべきです。最短で卒業できれば問題ありませんが、何日で取れるかは人によって異なります。
もし合宿後すぐに予定を入れてしまった場合、延長になるとキャンセルせざるを得ません。特にどうしてもキャンセルできない予定の場合は、合宿を一時中断して帰宅しなければならないことも。
そうならないためにも、入校日を決める際は卒業後のスケジュールも頭に入れておきましょう。
できれば卒業予定日から1週間くらいは予定を入れずに、余裕を持ったスケジュールにしておくのがおすすめです。
免許合宿のメリットを解説

これから運転免許を考えている方の中には、通学と合宿で迷っている方もいるのではないでしょうか。
免許を取得するためには、通学と免許合宿の2パターンから選択可能です。
特に大学生の参加者が多い免許合宿ですが、どういうメリットがあるのか見ていきましょう。
- 効率よく免許取得できる
- 通学よりも安い
- 旅行気分を味わえる
合宿は効率よく免許取得できる

免許合宿のメリットの1つとして、効率よく免許取得できる点が挙げられます。AT車は最短14日〜、MT車は最短16日〜となっており、最短で免許取得できるようなカリキュラムが組まれています。
通学の場合は自分でカリキュラムを組む上に、卒業まで数ヶ月かかるケースも少なくありません。教習所が混みあう時期であれば、予約が取れなくて予想以上に時間がかかることもあります。
免許合宿ではあらかじめスケジュールが決まっているため、繁忙期間であっても予定がズレることはありません。
検定に不合格にならなければ延長することのないため、その後の予定を立てやすいと言えます。長期休みなどで免許合宿に参加すれば効率的である上に、最短ルートで免許が取れるでしょう。
免許合宿は通学よりも安い

免許合宿のメリットとして、料金が安いことが挙げられます。プランにもよりますが一般的に¥20万〜¥30万以内で収まるケースが多く、通学よりも安く済みます。
通外の場合は教習料金だけで同じ金額以上かかることもあり、一発で合格しなければ追加費用も発生するでしょう。
免許合宿では教習料金だけでなく宿泊や食事代などが含まれているケースも多く、かなり割安なのでおすすめです。
時期によってキャンペーンなどでさらにお安く参加できることもあるので、料金重視の方は通学より免許合宿がよいでしょう。
免許合宿なら旅行気分を味わえる

免許合宿の大きなメリットとして、観光や旅行気分が味わえることが挙げられます。行きたい場所の免許合宿を選ぶことで、空き時間や休日に観光を楽しめるのでリフレッシュにもなるでしょう。
合宿プランの中には観光チケットが含まれているものや、ご当地グルメが味わえるプランなどもあります。他にも宿泊施設が温泉になっていたり、さまざまなアクティビティが用意されているプランも。
合宿施設は地方であることが多いので、2週間楽しく過ごしながら思い出作りをするのもいいですね。
他にも免許合宿では新しい仲間と出会えることなど、メリットがたくさんあります。参加者同士で仲良くなってその後も連絡を取り合うなど、一生の友達ができるケースもあるでしょう。
運転免許を取るという目的とともに、さまざまな体験をしながら貴重な2週間を楽しんできて下さい。
免許合宿に関するよくある質問Q&A

免許合宿で気になる質問をいくつかピックアップしました。
これから免許合宿を検討している方は、気になる項目をチェックしてみて下さい。
Q:免許合宿は最短日数で卒業できますか?
A:免許合宿に参加した方が最短で卒業する割合は、約70~90%と言われています。
また延長になった場合であっても、ほとんどの方が1日〜3日以内に卒業しています。
ちなみに免許取得までのスケジュールは以下のようになっています。
前半の1週間 | 第一段階 |
---|---|
後半の1週間 | 第二段階 |
第一段階の後に「修了検定」、第二段階の後に「卒業検定」があるため、合格しないと次に進めません。延長になった場合は追加料金が発生するケースもあるため、事前に確認することをおすすめします。
Q:最短で免許取得できない場合はどうなりますか?
A:免許合宿を最短で卒業できない場合は、プランが延長になります。延長保証がない場合は追加料金が必要となり、宿泊施設によっては割増料金が取られるケースも少なくありません。
宿泊部屋が変更になったり、他にも仮免許試験などはその都度追加料金がかかるため注意しましょう。
卒業日が遅れるとその後の予定にも影響を及ぼすため、なるべく最短期間での卒業を目指しましょう。
Q:免許合宿ではどんなところに泊まりますか?
A:免許合宿で泊まる施設は、教習所によって異なります。教習所の宿舎が用意されているところや、ホテルや旅館、マンションに滞在するケースもあるので一概には言えません。
教習所によっては宿泊場所が複数用意されているところも多く、好きな場所を選択できるので快適に過ごせるでしょう。
ホテルの方が快適な宿泊ライフを送れますが、安く済ませたい場合は宿舎や自炊プランの方がおすすめです。
Q:免許合宿には友達と一緒に参加できますか?
A:免許合宿では、2人以上で参加することも可能です。2人以上で申し込んだ方がグループ割でお得になるケースもあるため、料金的にもメリットが大きいと言えます。
もし同室を希望する場合は申し込み時にその旨を伝えておきましょう。
ただし繁忙期や直前の申し込みでは希望通りにならないこともあるので、余裕を持って早めに予約することが必要です。
また友達と一緒に参加する場合はお互いの予定を合わせる必要があるので、早めに計画するのがおすすめです。
Q:免許合宿中に休日はありますか?
A:免許合宿中に休日があるかどうかは、教習所によって異なります。教習所の休校日を設けているところもあれば、そうでないところもあるため事前に確認しましょう。
もし休校日を設けている教習所であれば、観光や買い物などでリフレッシュすることも可能です。
とはいっても休校日を設けていない教習所の方が早く卒業できる可能性が高いので、一概にどちらが良いとは言えません。
Q:自由時間はどれくらいありますか?
A:教習所には主に2通りの自由時間があります。「教習の合間」は休憩時間として、約10分間の自由時間が設けられています。
また空きコマがある場合は、1時間、2時間など長い自由時間が取れるケースも多いでしょう。
もう一つの自由時間は、1日の教習が終わった後の時間です。教習は朝9時位〜夕方までのところが多いため、終わった後の時間が自由時間となります。
夕食以降は自由時間なので、自習したりリフレッシュの時間にするのもよいでしょう。免許合宿では空き時間をうまく利用しながら復習することが最短日数で卒業する鍵となります。
Q:免許合宿中に一時帰宅できますか?
A:免許合宿中には、基本的に一時帰宅できない教習所がほとんどです。しかしやむを得ない場合などは、一時帰宅することも可能です。
もし一時帰宅する場合は交通費が自己負担になる、延長料金がかかるなどデメリットが多いので注意しましょう。
教習所では2週間の教習スケジュールが組まれているため、なるべくなら一時帰宅しないのがおすすめです。
Q:教習所に門限はありますか?
A:教習所では門限を定めているところが多いようです。門限は22時前後に設定されている教習所が多く、外泊は基本的に禁止されています。
宿泊施設によってはセキュリティ対策の一環で、門限後は出入りできないところもあるため注意しましょう。
正確な門限は教習所によって異なるため、あらかじめ宿泊施設に確認しておくのがおすすめです。
Q:免許合宿は女性一人でも大丈夫ですか?
A:免許合宿は女性一人で参加することも可能です。女性専用の宿舎を設けている教習所も多くあるので、一人で参加する方も心配ありません。
女性専用の宿舎がない宿泊施設であっても、フロアごとに男女分かれているため安心です。
もし心配な方は、事前に教習所や宿泊施設に問い合わせてみて下さい。
Q:免許合宿の空いている時期はありますか?
A:免許合宿では、「4月〜6月」「10月〜12月」が空いていると言われています。
逆に「1月〜3月」「7月〜9月」は長期休み期間で混んでしまうため、予約する際は早めに申し込みましょう。
もし希望する時期がない場合はオフシーズンに申し込んだ方が、料金が安いのでおすすめですよ。
【まとめ】免許合宿を最短で卒業しよう♪
今回は「免許合宿は何日で取れるのか」「最短日数」などについて解説しました。最短日数はAT車14日間~、MT車16日間~となっていますが、教習所ごとに違いがあるため一概に何日とは言えません。
また検定に1回で合格できない場合は延長になるので、その後の予定が崩れてしまうことも。
免許合宿を最短で終えるには学科や技能をしっかり学びながら、積極的に取り組むことが大切です。特に学科教習は見慣れない言葉が多く出てくるため、予習・復習しながら覚えるようにしましょう。
免許合宿をスムーズに卒業するためには、日々の体調管理に気をつけることが鍵となります。免許合宿は一生の思い出にもなるので、健康に気をつけながらな楽しい2週間を過ごしましょう。