免許合宿の値段はいくらぐらい？安い時期はあるのかについて解説

「免許合宿の値段を知りたい」「免許合宿の安い時期はいつ？」など、免許合宿の値段について気になっている方も多いのではないでしょうか。

短期間で免許を取得できる人気の「免許合宿」ですが、実際のところ値段がいくらかかるのかご存じでしょうか？

通学と比較するとお得だと言われる免許合宿ですが、入校する時期やプランによって値段は異なるため一概に決まっていません。

そこで今回は免許合宿の値段相場や安い時期について紹介します。値段をできるだけ安くするコツもお伝えするので、リーズナブルに免許を取得したい方はぜひ参考にしてみて下さい。

春休みや夏休みに免許合宿を検討している方は、値段相場を知った上でお得に免許取得を目指しましょう♪

そもそも免許合宿はなぜ安い？通学よりも値段が安い理由

免許合宿では教習費や宿泊費などが含まれているにもかかわらず、通学プランより安く免許を取得できるのはなぜでしょうか。

免許合宿の値段がなぜ安いのか、その理由を見ていきましょう。

教習所の回転率が高いから

免許合宿の値段が安い理由の1つに、教習所の回転率が高くなることが挙げられます。教習生のほとんどは最短2週間で免許を取得し卒業するため、2週間ごとに新しい教習生を迎えることが可能です。

通学の場合は卒業するまで最短でも1ヶ月以上かかり、人によっては数ヶ月を要するケースもあるでしょう。

そう考えると免許合宿は非常に回転率が高いので、無駄な空きが発生しにくく低料金でも採算が取れると言えます。

そのため値段を安くしてたくさんの教習生に入校してもらった方が、教習所的にもメリットが多いという訳です。

「安い」「早い」合宿免許なら全国49校予約サイト「ユーアイ免許」がおすすめ

合宿免許の予約をするなら、全国49校の普通自動車専門合宿免許予約サイト「ユーアイ」が安くておすすめです。ユーアイは条件を指定して自分にぴったりの合宿教習所を探すことができ、往復交通費無料・追加料金なし・全食事付1日3食なのが特徴になっています。

また数種類のお得な特別コースに加えて、早割・学割・グループ割・家族割・同時割など最大18,000円割引プランやネットからの申込みの場合はさらに5,000円割引Vポイントが貯まるなど、独自の割引システムがあるため安く合宿免許を予約することができます。

おすすめの合宿教習所の観光・レジャー・周辺施設などもまとめられており、海水浴や温泉、コンビニ等がわかりやすくなっています。

春（2月~3月）は一般的に高校生が多く、夏（7月~9月）は大学生の申込みが多くなっています。たとえば入校日が9月の夏季おすすめコースの場合、5月中旬には完売が予想されるため早めに予約するのがポイントです。

ユーアイ免許公式サイトを見る>>

スケジュールを組みやすいから

免許合宿の値段が安い理由として、教習所側がスケジュールを組みやすいことが挙げられます。免許合宿では2週間きっちりとスケジュールが組まれており、無駄な時間がほとんどありません。

それに対して通学プランでは、教習生が自らスケジュールを組みます。

もし急なキャンセルや変更がある場合は調整する必要があるため、免許合宿よりも運営コストがかかりやすいでしょう。

免許合宿では無駄のないスケジュールが組まれており、教習所が効率良く運営できるように調整するため安いと言えます。

宿泊施設と提携しているから

免許合宿の値段が安い理由として、宿泊施設と提携していることが挙げられます。免許合宿では地元のホテルや旅館を利用することが多く、一般の宿泊客よりも安く利用できるケースも少なくありません。

これはホテルや旅館側がまとまった人数の集客を見込めるため、料金を安く提供できるからです。閑散期であってもある程度の集客を確保できるのは、ホテルや旅館にとってかなり魅力的ですよね。

一般の宿泊客と異なり安定した人数が見込める、直前キャンセルが少ないなど、教習所と提携するメリットは多いと言えるでしょう。

地方のため物価が安いから

免許合宿の値段が安い理由は、教習所のほとんどが地方にあるためです。都会と比べて地価や人件費が安いため、経営にかかる全体的な費用を抑えられるのが理由です。

食材は地元で安く仕入れられるなど食費のコストを削減できることもあり、地方で運営するメリットは多くあると言えるでしょう。

閑散期には教習生不足になることもありますが、物価が安いので赤字になっても安価な値段で提供できる教習所が多くあります。

価格競争が激しいから

免許合宿の値段が安い理由として、価格競争が激しいことが挙げられます。

通学とは異なり免許合宿は全国の教習所が競合となっているため、価格競争が激しくなる傾向にあります。

少しでも多くの生徒を獲得するために安いプランを提供している教習所が多く、値段が安くなる理由と言えるでしょう。

値段の安さやキャンペーンなどを売りにしている教習所も多いので、免許を安く取りたい方には免許合宿がおすすめです。

免許合宿の値段はいくら？費用相場と内訳を解説

免許合宿に参加する際はまとまった金額が発生するため、「どれくらいの値段がかかるの？」と心配な方も多いでしょう。

ここでは免許合宿の値段相場やその内訳、その他発生する費用について説明します。

免許合宿の値段相場

独自の調査結果によると、免許合宿の値段相場はAT車で約23〜39万、MT車で約26〜38万という結果になりました。

以前執筆した「免許合宿おすすめ15選！安い一人でも行ける自動車学校を紹介」の記事で紹介している自動車学校の中で、細かい料金表が出ている7社から平均値を算出しました。

AT/MT	AT車	MT車
値段	¥234,143～¥396,136	¥261,171～¥380,814

※値段は税込み表示

教習所やプラン内容にもよりますが、一般的にAT車は¥23万〜、MT車は¥26万〜となっています。

また「一人部屋or相部屋」「3食付きor自炊」などによっても異なるため、値段は一概に言えません。

しかしオフシーズンや遠隔地にある教習所の方が値段は安い傾向にあります。これから免許合宿を検討している方は、値段相場を踏まえた上で計画を立てることをおすすめします。

免許合宿における値段の内訳

免許合宿では基本的にパック料金となっており、さまざまな値段が含まれています。

ほとんどの教習所では次の項目が含まれています。

・入学金
・教習料金
・教材費
・宿泊費
・送迎バス代

免許合宿に参加する上で、基本的な内容はほとんど含まれていると言えます。

また教習所やプランによっては、次の項目が含まれている場合もあります。

・食費証
・交通費
・検定料
・延長保証

食費に関しては3食含まれている場合と、「1食（2食）のみ」「食事なし」のパターンがあります。料金的に見ると「食事なし（自炊プラン）」が最も安いため、費用を節約したい方におすすめです。

交通費に関しては卒業時に支給されるケースや、上限を設けているところも少なくありません。遠くから参加する方にとって交通費は高額になりやすいため、支給の有無でだいぶ総額が変わると言えます。

検定料は別途必要なケースも多く、パック料金に含まれているかどうか確認が必要です。

また最短日数で卒業できなかった場合の、延長保証が付いているプランもあります。延長保証がない場合は追加費用で高くなるリスクもあるので、できれば延長保証付きのプランがよいでしょう。

現地にいくら持っていくかを決めるためにも、プランに何が含まれているかを事前に確認しておくと安心ですね。

免許合宿でパック料金以外に発生するもの

免許合宿ではパック料金だけでなく、他にも費用が発生する場合があります。

プランに含まれていない場合は、「食費」「交通費」「検定料」「延長料金」などの費用が発生します。

また現地で買う飲み物やお菓子、観光やアクティビティなど遊びに出掛ける際も自費となるため考慮しておきましょう。

もし行きたい観光スポットが決まっている場合は、あらかじめ入場料などの値段を確認しておくのがおすすめです。

免許合宿の値段をチェックする上でのポイント

免許合宿ではさまざまなプランがあり、どれが良いのか迷ってしまうほどです。

免許合宿はある程度まとまった費用が発生するため、できれば安い値段で抑えたいと思う方も多いですよね。

そこで免許合宿の値段をチェックする上で、おさえておきたいポイントをいくつか紹介します。

ポイント①：時期によって値段は変動する

免許合宿の値段相場はAT車で約23〜39万、MT車で約26〜38万ということをお伝えしました。値段はエリア・プラン・宿泊先などによって決まりますが、この値段幅を大きく左右するのが「入校時期」です。

特に値段が高い時期は大学生の長期休みに入る「2月」や「8月」であることが多く、他の時期よりも数万円高いケースも。

逆に安い時期は「4月〜6月」「10月〜12月」となっており、いわゆる閑散期と呼ばれる時期です。

安い時期を狙いたいという方は春休みや夏休み時期を避けて申し込むことで、同じ内容やプランでもだいぶお得になるでしょう。

ポイント②：免許合宿で卒業するまでの最短日数

ここで免許合宿を卒業するまでの最短日数について紹介します。

最短日数はAT車で「14日〜」MT車で「16日〜」となっており、所持免許の有無によって多少変動します。教習所によっては休校日を設けているケースのあるので、「最短日数∔1～2日」と考えておきましょう。

通学プランだと最低1ヶ月以上かかることを考えると、驚くほど短期で卒業できると言えます。

ただし検定に不合格だったり、技能検定をクリアできない場合は延長となるため追加費用が発生するケースも。

免許合宿では値段の安さで決める方も多いですが、自分の予定と照らし合わせて無理のないスケジュールを立てることが大切です。

ポイント③：「AT車」と「MT車」で値段が異なる

免許合宿の値段で考慮しておきたいのが、「AT車」と「MT車」の値段相場の違いです。

「AT車限定」の方が約¥3万ほど安い傾向にあるため、もしMT免許が必要ない方はAT免許の方が安くて済むでしょう。

というのも、AT車の方がMT車よりも必要な教習時間が少ないからです。これは安い時期だけでなくオールシーズンに当てはまることであり、免許合宿を検討する方は覚えておきましょう。

しかし将来的に社用車を運転したり大型免許取得を考えている方は、MT免許の取得がおすすめです。

AT車かMT車どちらにするかは、自分の将来的なビジョンによって決めることが大切です。

ポイント④：地域によって値段相場が変わる

免許合宿の値段は安い時期やプラン以外にも、地域差が大きな影響を及ぼしていると言えます。

特に関東周辺の教習所はどの地域よりも高い傾向にあり、オフシーズンでも他の地域より値段が高いでしょう。

一方で関西や東北、中国・四国地方は比較的安い教習所が多く、安い時期以外でもリーズナブルに免許取得できる可能性も。

免許合宿の値段をチェックする際は、地域も考慮しておくとより安いプランを見つけやすいでしょう。

ポイント⑤：部屋のグレードによって値段が変わる

免許合宿の値段幅を大きく左右する理由の1つとして、部屋のグレードが挙げられます。免許合宿での宿泊先は、学生寮、賃貸アパート、旅館、ホテルなどいろいろあります。

「学生寮」は比較的安い傾向にあり、学校に併設されているので近いなど値段以外のメリットも多いでしょう。

もし宿泊費用を安くしたいという方は、寮を備えている教習所を選ぶのがおすすめです。「旅館」「ホテル」は値段が高い傾向にあり、部屋のグレードによってもことなります。

料金が一番安いのは「相部屋」となっており、安い方から「相部屋＞フォースルーム＞トリプルルーム＞ツインルーム＞シングルルーム」となります。

「プライベートをしっかり確保したい」と考える方も多いですが、シングルルームは最も値段が高いので注意しましょう。

もし値段を抑えたいという方は、学生寮の相部屋を選択するのが最も安いパターンだと言えます。

ポイント⑥：値段を重視しすぎない

免許合宿を検討する際は、値段だけにとらわれずにさまざまな要素を考慮することが大切です。

例えば、以下のようなことなどをチェックすることが大切です。

最安値ばかりにこだわっていると、免許合宿に参加してから後悔するケースも少なくありません。

2週間体調を崩さず楽しく過ごすためにも、できるだけ自分好みの宿泊プランを見つけるのがコツです。

免許合宿はあくまでも運転免許の取得が目的なので、教習に集中できるような環境作りをすることが大切です。

免許合宿の値段が安い時期はいつ？閑散期と繁忙期を解説

免許合宿はプランや地域、宿泊先によって値段がさまざまですが、先ほどもいった通り値段を大きく左右するのが「入校時期」です。

免許合宿では季節や時期によって値段が大きく変動するため、安い時期を知っておくことが大切です。

免許合宿の値段が安い時期は「閑散期」

免許合宿の値段が安い時期は、「4月〜6月」「10月〜12月」の2パターンとなります。教習所によって多少異なりますが、この時期は閑散期として他の時期よりもだいぶ料金が安く済みます。

これはホテルや飛行機のチケットと同じ仕組みであり、繁忙期は高くなりやすく逆に閑散期は大幅に下がるでしょう。

「4月〜6月」は学生の新学期が始まる時期であり、教習生が少ないことが挙げられます。

また「10月〜12月」に関しては学生の夏休みが終わり、こちらも入校生が少なくなる時期です。閑散期は比較的予約が取りやすく、直前であっても受け入れる教習所が多いでしょう。

しかし繁忙期と違って格安のプランが展開されることも多く、値段を重視する方の予約で早く埋まることも少なくありません。

安い時期を狙うのであれば、あらかじめ予定を立てて早めに予約するようにしましょう。

閑散期に予約するメリット

閑散期は同じプランでも値段が安く提供されるため、「こんなに安くて大丈夫？」など不安に思う方がいるかも知れません。

しかし教習内容は繁忙期と全く同じであり、食事や宿泊施設のサービスなども一切変わることはありません。

閑散期の主なメリットは次の通りです。

閑散期のメリットは、何よりも値段が安いことが挙げられます。多くの教習所では4月〜6月、10月〜12月の料金が最安値であることが多く、繁忙期と比べるとその差は歴然。

教習生を獲得するためにキャンペーンや割引プランを提供しているところも多いので、かなりリーズナブルになるでしょう。

閑散期には、予約が取りやすいというメリットもあります。繁忙期では数か月前から予約が必要なケースも多く、かなり前から完売している教習所も少なくありません。

それに対して閑散期は、一転して予約が取りやすくなります。入校1ヶ月以内であっても空き枠が残っていることも多く、好きなプランで予約できることも多いでしょう。

とはいっても格安プランやキャンペーンは早い時期に売り切れるので、値段重視の方は注意が必要です。

また閑散期のメリットとして、教習所が静かで過ごしやすい点が挙げられます。繁忙期はグループで参加する方も多く賑やかな雰囲気であることが多いですが、閑散期のグループ参加は多くありません。

したがって賑やかな雰囲気が苦手な方や、静かに過ごしたい方には閑散期がぴったりです。閑散期は一人で参加する方も多いため、「一人で参加したいけど不安」という方にもおすすめです。

値段も安い傾向にあるため、シングルルームでゆっくり2週間を過ごせるのは大きなメリットですね。免許合宿は慣れない場所で2週間過ごすため、なるべくストレスを溜めずに万全の状態で臨みたいものです。

自分のペースでゆっくり過ごすためにも、閑散期を狙ってみるのもおすすめの方法だと言えます。

免許合宿の値段が高い「繁忙期」はいつ？

閑散期について紹介しましたが、逆に繁忙期はいつの時期をさすのでしょうか。免許合宿における繁忙期は、「1月〜3月」「7月〜9月」となります。

この時期は学生の長期休暇と重なってしまい、合宿だけでなく通学も混雑します。

上でもお伝えしたように繁忙期は数か月前から予約が必要なケースが多く、人気の時期やプランは早くから完売するケースも。

繁忙期は学生などのグループ参加も多くなるため、部屋が埋まりやすい傾向にあります。もし繁忙期に免許合宿を考えている方は、人数に限らず早めに予約するようにしましょう。

閑散期と繁忙期の値段差はいくら？

免許合宿は閑散期と繁忙期で値段が変わることが分かりましたが、実際はどれくらい違うのでしょうか。

今回は免許宿泊が人気である、全国の自動車学校をいくつかピックアップした。

これから免許取得を検討している方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

教習所5社の料金比較表 

教習所	閑散期の値段（AT車）	繁忙期の値段（AT車）	値段差
山形県南自動車学校 （山形県）	¥233,200 ※グループプランの場合	¥338,500	¥105,300
タイヘイドライバーズスクール （福島県）	¥234,300 ※相部屋の場合	¥352,000	¥117,700
大佐和自動車学校 （千葉県）	¥220,000 ※相部屋の場合	¥378,950	¥158,950
秩父自動車学校 （埼玉県）	¥265,100 ※学生寮の場合	¥363,000	¥97,900
がまごおり自動車学校 （愛知県）	¥258,500 ※ホテルツインの場合	¥357,500	¥99,000

※値段は税込み表示

閑散期と繁忙期の値段差は最小値¥97,900（税込み）、最大値で¥158,950（税込み）となりました。

どの教習所においても約¥10万の値段差があるので、時期によってかなり料金が変わっていますね。

では安い時期とそうでない時期はいつに設定されているかというと、例えばタイヘイドライバーズスクール（福島県）の場合は以下のようになっていました。

閑散期の値段（AT車）	「6/4～6/28」 「10/1～11/8」
繁忙期の値段（AT車）	「8/1～8/28」

タイヘイドライバーズスクール（福島県）の場合、最も混み合う時期は8月ということが分かります。

特に春休み・夏休み時期は人気なので、同じプランでも値段はかなり高くなります。

多くの教習所で閑散期と繁忙期の値段差は約¥10万ほどなので、安い時期に申し込むとかなりお得ですね。

とはいっても教習所によって値段は異なるため、必ずしもこの限りではありません。

免許取得をお安く済ませたい方は、教習所の値段表で安い時期をチェックしてから申し込むのがおすすめです。

免許合宿の値段をできるだけ安くする10のコツ

免許合宿はお得だとはいえ、ある程度まとまった費用が必要となります。ここでは免許合宿の費用を安くするコツをいくつか紹介します。

これから免許取得を検討している方は、少しでも安くするためにぜひ参考にしてみて下さい。

安くするコツ①：「安い時期（閑散期）」を狙う

免許合宿の値段を安くするためには、上でも伝えたように安い時期を狙うことです。春休みや夏休みなど学生の長期休暇期間は人気であり、教習生が増える繁忙期でもあります。

そのため同じプランや宿泊先であっても値段が高くなりやすく、閑散期と比較すると¥10万近く割高なケースも少なくありません。

もし長期休暇の間でなくても時間が取れるという方は、安い時期である閑散期を狙うのがおすすめです。閑散期は値段が安いだけでなく空いている、静かでゆっくり過ごせるなどメリットが多くあります。

特に一人で参加したい方には閑散期の方が落ち着いて過ごせるので、ぜひ検討してみて下さい。

安くするコツ②：早めに予約する

免許合宿の値段を安くするためには、安い時期を狙うだけでなく早めに予約することがポイントです。

ホテルや航空券の場合、安いプランは早めに売り切れてしまい直前になると高くなりやすいですよね。

免許合宿の場合も同様に、安いプランや人気の時期の予約は早く完売する傾向にあるため直前だと予約できないことも。

安い時期はお得に免許取得したい方が集まり競争率も高いので、数か月前に予約しておくとよいでしょう。

安くするコツ③：「AT車」を選択する

免許取得の値段を少しでも安くしたい場合、「AT限定」の免許取得がおすすめです。「MT車」の場合はAT限定免許より教習時間がやや長いため、費用も多少高くなります。

そのため将来的にMT車を運転する予定がない方は、AT限定免許の方が安くて済むでしょう。

ちなみにAT車の方がMT車より約¥3万安くなるので、だいぶリーズナブルに取得できますね。

もし将来的にMT免許が必要になった場合は、「限定解除」の審査に合格すればMT車も運転できるようになります。

安くするコツ④：「延長保証」のある教習所を選ぶ

免許合宿の値段を安くしたい場合は、「延長保証」のある教習所を選ぶのがおすすめです。

「延長保証」とは検定に落ちるなど最短日数で卒業できない場合、追加料金がかからない保証のことです。

延長した際の宿泊費や食費が保証されていれば、たとえ延長しても焦らずに教習を受けられますね。

もし延長保証が付いていない場合、追加料金が発生して思わぬ高額となる可能性もあるため注意しましょう。

安くするコツ⑤：交通費が支給されるか確認する

免許合宿ではプランによって、自宅から教習所までの交通費が支給されることがあります。帰りの交通費は卒業後に支給されるなどの教習所もあるため、できるだけ値段を安くしたい方にはおすすめです。

特に遠方の教習所の合宿に参加する方は、往復の交通費だけでかなりの出費になることも多いでしょう。

交通費が支給されるかどうかは大事なポイントなので、プランの内訳をしっかり確認することが大切です。

また交通費が支給される場合、全額ではなく上限が定められている教習所もあります。

他にも仮免許で3回不合格になると一時帰宅の交通費が実費になる等、教習所によって条件が異なるのでよく確認しましょう。

安くするコツ⑥：「個室」より「相部屋」を選ぶ

免許合宿の値段を安くするには、リーズナブルな宿泊施設を選ぶことも大切です。

宿泊施設で安いのは、「学生寮＞旅館/ホテル」となっており、学校に併設されている寮が最もリーズナブルです。

また部屋のグレードによっても値段は異なっており最も安いのは、「相部屋＞ツインルーム＞シングルルーム」となっています。

シングルルームは一人で快適に過ごせますが、その分値段は割高になります。もし宿泊費用を抑えたいという方は、「学生寮」の「相部屋」を選ぶのが最も安いでしょう。

安くするコツ⑦：友達と一緒に参加する

免許合宿を安く済ませる方法の1つとして、友達と一緒に参加することが挙げられます。

友達やグループで受講することで、「グループ割」「団体割」などの安いプランが適用されるケースも多くあります。

もし大学などの友達と一緒に参加できるのであれば、長期休暇などの繁忙期であってもリーズナブルに入校できる可能性も。

割引の幅は人数によって変わってくるので、気になる教習所があれば料金表などをチェックしてみて下さい。

安くするコツ⑧：「自炊プラン」にする

免許合宿の値段を安くするには、食事つきプランよりも自炊プランを選ぶのがコツです。「食事プラン」の場合、1日3食付いてくるプランなどは手軽ですがその分費用がかかります。

「自炊プラン」であれば宿泊費用をかなり抑えられるので、自炊できるという方はぜひトライしてみて下さい。

自炊プランは、ご自身の料理の腕を極める良い機会でもあります。

自分好みのメニューや予算に合わせて作ることも可能なので、実はメリットが多くておすすめの方法だと言えます。

安くするコツ⑨：検定には一発合格を目指す

免許合宿の値段を安くするためには、最短日数で卒業するのがポイントとなります。

教習所では「仮免許学科試験」「効果測定」「卒業検定」など、節目ごとに検定を受ける必要があります。

最短2週間で卒業するには、どの検定にも一発で合格しなければなりません。もし不合格の場合は再受験する必要があるため、そのたびに検定料が発生します。（※卒業まで保証されているプランは例外です。）

一発で合格できない場合は検定料が発生するだけでなく、宿泊の延長料金がかかる可能性もあるでしょう。

思わぬ出費を招かないためにも、学科や技能をしっかり学びながら一発合格を目指しましょう。

安くするコツ⑩：「割引キャンペーン」を活用する

免許合宿の値段を安くするためには、割引キャンペーンを利用するのもおすすめです。

主なキャンペーン内容として、2人以上の参加で安くなる「グループ割」や学生を対象とした「学割」があります。

他にも早期予約で対象となる「早割」など、教習所によってさまざまなキャンペーンがあるでしょう。

特に閑散期には比較的キャンペーンが開催されやすいため、安いプランを狙っている方におすすめです。

これから免許合宿を検討している方は、教習所の公式HPやSNSをチェックしてから予約するとよいでしょう。

免許合宿のメリットを解説

ここまで免許合宿の安い時期や、値段を安くするコツなどをお伝えしました。

そもそも「免許合宿にはどんなメリットがあるの？」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

免許合宿の大きなメリットは次の3つです。

最短日数で効率よく免許が取れる

免許合宿のメリット1つ目は、最短日数で免許が取得できることです。

AT車であれば最短14日、MT車は最短16日となっており、約2週間という短い期間で免許取得を目指せます。

通学の場合は早くても1ヶ月程度かかり、時間がかかる方は半年以上かかるケースも少なくありません。

スケジュールに関しても通学の場合は自分で予約するシステムなので、繁忙期は思うように進まないこともあるでしょう。

免許合宿であればカリキュラムが組まれており、最短ルートで免許取得が目指せます。夏休みなどの長期休暇を利用すれば効率的なので、運転免許を早く取りたい方には免許合宿がおすすめです。

通学よりコスパが高い

免許合宿のメリット2つ目は、通学よりもコスパが高いことです。通学であれば教習費用だけで約¥30万くらいかかる上に、教習時間がオーバーするとそのたびに追加費用が発生します。

一方で免許合宿の場合、教習費用だけでなく宿泊代、食費などが全て含まれて約¥20万〜¥30万とかなりリーズナブル。

教習所によっては延長した際の保証が付いているところもあるため、通学よりもずっとコスパが高いと言えるでしょう。

教習所によってはキャンペーンなどでさらにお安くなるケースもあるので、安く免許を取りたい方は免許合宿の方がおすすめです。

旅行気分を楽しめる

免許合宿のメリット3つ目は、旅行気分を楽しめることです。免許合宿では地方で行われることが多く、自宅から離れて2週間過ごすようになります。

初めて行く場所や遠隔地などさまざまな場所で行われるため、観光スポットや温泉などの楽しみも多くあるでしょう。

休日は温泉やアクティビティを楽しんだり、旅行気分が味わえること間違いなしです。

教習所によっては食事で地元グルメが味わえるなど、その土地ならではの楽しみがたくさん用意されているでしょう。

免許合宿は慣れない土地で過ごすため不安もありますが、一生の思い出作りにもなるのでメリットが多くおすすめですよ。

免許合宿の値段に関するQ＆A

免許合宿の値段に関するQ＆Aを紹介します。

これから免許合宿を検討している方は、気になる項目をチェックしてみて下さい。

Q:免許合宿の値段はいつが安いですか？

免許合宿の値段が安いのは、「4月〜6月」「10月〜12月」となります。

この時期は特に安い時期となっており、他の時期よりもだいぶ料金が安く済むでしょう。

閑散期は予約が取りやすい、静かで落ち着いた雰囲気などメリットが多くおすすめです。

一人で参加を考えている方は、ぜひ閑散期を狙ってみて下さい。

Q:時期によって値段が違うのはなぜですか？

免許合宿では需要の高さで値段が変わります。学生が長期休暇に入る春休みや夏休みは需要が高く、教習生が多いため料金が高くなりがちです。

一方それ以外の閑散期は需要が低いので、比較的安い料金で参加することが可能となるでしょう。

これはホテルや交通機関が、お盆・年末年始などに料金が高くなることと同じです。免許合宿の値段を比較すると、繁忙期と閑散期では約¥10万の差が出ることも少なくありません。

少しでも安い時期を狙うのであれば、閑散期に申し込むのがおすすめです。

Q:免許合宿は安いけど質は大丈夫？

免許合宿では、通学と変わらないカリキュラムが保証されています。通学と比較するとだんぜん安い免許合宿では、「質が落ちるのでは？」と不安になる方もいるでしょう。

しかし教習所のカリキュラムは全国一律となっており、免許合宿と通学で変わることは一切ありません。

免許合宿では2週間という短期間で細かいスケジュールが組まれており、最短で免許が取得できるように工夫されています。

宿泊プランのグレードによって値段が変わることはありますが、教習スケジュールはどのプランも一緒です。卒業後に免許センターで免許が交付される流れも通学と同じなので、内容は全く変わらないと言えるでしょう。

Q:免許合宿と通学はどちらがお得ですか？

免許合宿と通学は目的が異なるため、単純に比較するのは難しいでしょう。その上でコスパの高さを考えると、免許合宿の方がだんぜんお得感があると言えます。

免許合宿では教習料金だけでなく、宿泊費全般が含まれているにもかかわらず通学より安いことが多々あります。

最短2週間で免許取得できるという点では、時間的なコスパもかなり高いですね。

しかし単純に値段だけで決めることはできないため、それぞれのメリットを考慮することが大切です。

免許合宿	短期間で免許取得できる
通学	自分のペースで進められる

どちらが自分に合っているかを検討した上で、メリットが多い方法を選択するとよいでしょう。

Q:安いプランは何か理由がありますか？

免許合宿の値段が安い理由として、次の項目が挙げられます。

上のような理由で値段が安いことが多いでしょう。

値段相場と比較して極端に安い場合、何かしらの理由があるため内容をしっかり確認することが大切です。

参加してから後悔しないためにも、複数の教習所を比較しながら自分に合ったプランを見つけましょう。

免許合宿は安い時期を狙ってお得に参加しよう♪

今回は免許合宿の値段が安い時期について紹介しました。自動車免許の取得はまとまった費用が発生するため、安い時期やプランをうまく利用してコスパ良く取得することが大切です。

免許合宿の値段を安くするには、「閑散期を狙う」「相部屋を選ぶ」ことや、キャンペーンを活用することもよいでしょう。

また友人と一緒に参加したり、新しい出会いを見つけてエンジョイするのもおすすめです。

免許合宿は短期間で免許が取れる上に、旅行気分を味わえるなどメリットも多くあります。もし検討している方は、安い時期を狙ってリーズナブルに免許取得を目指しましょう♪