エコドライブを取り入れた新規運転免許取得者向けの教習「楽エコ教習」を2008年より実施している指定自動車教習所ファインモータースクール (株式会社臼田、本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:臼田 和弘、048-641-7185)は、この度「第15回あげお環境賞」を受賞しました。2016年6月4日（土）に開催された上尾市環境推進大会2016式典での授賞式にて、臼田和弘代表取締役が表彰状を授与されました。
受賞内容は、2008年に日本で初めての取り組みとして開始した新規免許取得者向けのエコドライブ教習「楽エコ教習」と、教習生を対象に行っている地球温暖化問題やエコドライブの必要性、継続の重要性を啓発する「環境教育プログラム」を通じたエコドライブ普及活動、およびNPO法人との連携による育林活動です。上尾市での長年にわたる環境の保全と創造に関する自主的な取り組みが他の模範であると評価していただきました。これらの取り組みは、1962年に上尾自動車学校として創立以来、一貫して行っている交通安全教育活動に合わせて、近年の社会的課題である地球環境への配慮のため「自動車教習所ならではの取り組み」として行ってきました。具体的には次のとおりです。
１、新規免許取得者向けエコドライブ教習「楽エコ教習」
全ての学科教習、技能教習にエコドライブの要素を体系的に組み込むことで、免許取得段階で自然とエコドライブが身に付く。イラスト中心で理解しやすく、免許取得後も車載して使いやすいオリジナルのエコドライブ教本を制作、活用。卒業生には埼玉県からエコドライブアドバイザー証が交付されている。
これまでに、免許取得段階でエコドライブを身に付けたエコドライバーを17,000人以上輩出している（受賞時点）。
２、教習生向け環境教育プログラム
入校から卒業までの間に、地球温暖化をはじめとする環境問題の現状と課題、エコドライブの特徴や効果などについて体系的な情報を提供することで、クルマを使用することによる環境への影響を学び、エコドライブの必要性を理解してもらうことで教習所を卒業してからも、エコドライブを継続し、その大切さを他者に語れるようになることを狙っている。
３、NPOと連携した育林活動「ファインの森づくりプロジェクト」
エコドライブでは削減しきれないCO2を、森林により多く吸収してもらうことで環境負荷を低減することを目指しNPO法人どんぐりの会と連携。一人入校するごとに自動的に寄付される他、地域住民と活動を体験するイベントを毎年開催。
上尾市環境推進大会2016の会場では、展示パネルを使った地球温暖化の話や自転車シミュレーターの出展などにより、来場者にエコドライブの必要性と交通安全を訴えました。
（あげお環境賞について）
あげお環境賞は、環境の保全と創造に関する意識の醸成および行動の促進を図るため、個人、各種団体および事業者において、他の模範となる優れた取り組みを表彰するものです。
ファインモータースクールは、これからもエコドライブの普及のため、多様な取り組みを積極的に行い、様々な機会を通じて情報発信することにより、 教習所としての地域社会貢献に努めて参ります。
