2019年7月22日(月)、ファインモータースクール大宮校にて「さいたま市職員さま向けの楽エコ講習」を実施しました。今年で6年目となるこの講習では、午前・午後の部、各10人の市職員の受講者様に対してファインのインストラクター5人が、エコドライブ座学・実技講習を行いました。
さいたま市は、エコドライブ普及のため、行政の率先行動として「さいたま市交通環境プラン」を定め、車からの二酸化炭素削減に取り組んでいます。
【出展:さいたま市】
参加した20人の平均燃費は約10%向上し、10.13km/ℓから11.03km/ℓに改善しました。研修後に実施したアンケートでは、すべての参加者が、「エコドライブを今後ぜひ実践したい(95%)」または「なるべく実践したい(5%)」と回答しました。また、アンケート結果によるとこれまでの運転と特に違うと感じた点は「アクセルの踏む強さ」でした。つづいて「アクセルを離すタイミング」、「車間距離」の順となり、一般ドライバーが考えるエコドライブと実際のエコドライブの印象が違うことがわかりました。
エコドライブは「ノロノロ運転」「人に迷惑がかる」といった誤解があり、一般ドライバーに広まりにくい傾向があります(当スクール調べ)。当研修では、市民のお手本である自治体の職員さまに対し、エコドライブを正しく認識していただくことにより、「ノロノロ運転ではなくむしろスムーズな運転になる」ことを実感していただきました。
受講者さまからは「エコという言葉から連想される【環境、経済的に良い】というイメージ以外に【安全】にもつながる安定した運転ができ、乗り心地も良いものであったように思いました」や「言葉では聞いたことがありましたが、実際に意識して運転したことがなかったので今回の研修は非常に有意義なものになりました。またことのような研修があれば参加していきたいと思います」などの嬉しいコメントをいただきました。
ファインモータースクールは今後もエコドライブに関するイベントの主催、また情報発信をすることにより、教習所として交通安全・地球温暖化問題の啓発や地域社会への貢献を目指していきます。