はじめに
就職前にタイミングを逃してしまい、これから免許取得を考えているという社会人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
社会人の免許取得は、教習所に通うまとまった時間の確保が難しいため、「いかに効率よく教習所に通えるか」がカギとなります。
ここでは、土日のお休みをうまく利用して免許取得するための方法とコツをご紹介します。
ここでは、普通自動車免許で運転できる車の種類や、免許の取得時期による注意点までご紹介します。
土日だけ教習所通学はできる
土日だけ教習所に通学して免許を取得することは、結論からいうと可能です。
しかし免許取得までの期間は、平日に通学する場合より長くかかりますので注意が必要です。
土日だけ通学して免許を取得する場合、効率よく受講できれば半年くらいで取れる方もいますが、教習所の有効期限とされている9カ月ぎりぎりまでかかってしまうケースもあります。土日のみで取得することを考えると、かなり効率的に進める必要があります。
学科教習・技能教習とも基本的に予約をして受講するので、入校時期や通学予定の土日のスケジュールを把握しておくなど、事前に準備しておきましょう。
土日だけで免許取得する場合の期間は?
土日だけ教習を受ける場合、最短でどのくらいの期間で免許取得できるのでしょうか。
毎週土日に予約を入れられたとして、MT(マニュアル)車の場合は最短8週、AT(オートマチック)車の場合は最短7週の期間がかかります。技能教習は一日2時限など受講数制限内で受講し、学科教習は、通える土日の技能教習時間以外にすべて予約を入れて進めます。
・MT車の最短日程
第一段階の技能教習で8日間、第二段階の技能教習で7日間、仮免許試験と卒業試験がそれぞれ1日かかり、合計で15日間。
・AT車の最短日程
第一段階の技能教習で6日間、第二段階の技能教習で7日間、仮免許試験と卒業試験がそれぞれ1日かかり、合計で14日間。
つまり、最短で教習所を卒業するには2ヵ月+本免学科試験1日で免許を取得できることになります。ただし、毎週お休みすることなく土日に通学し、一切のスケジュールが滞りなく進んだ場合に可能な期間ですので、「○月までに免許を取らなければいけない」など、明確に必要な時期が決まっている場合は、余裕をもったスケジュールを立てておく必要があります。学科の時間割なども事前にチェックしておくと良いでしょう。
教習所によっては、仕事終わりに通える夜間中心の教習コースや、忙しい社会人に合わせた土日教習コースを用意していますので、自分のスケジュールに合わせて、教習所を選んでみてはいかがでしょうか。
社会人が免許取得するときのコツ
教習所では、教習開始日から9カ月以内にすべての課程を終える必要があると法令で定められています。また、仮免許取得についても、技能検定合格後3カ月以内に試験に合格し取得する必要があります。
土日のみで期限内にすべての過程を終えるためには、スケジュール管理がカギになりますので、以下の免許取得のためのコツを参考にしてくださいね。
・社会人向けのコースを利用する
通えるエリアの教習所で、土日だけで効率よく通学できる、社会人向けのコースがあるかどうか探してみましょう。埼玉県の教習所ファインモータースクールでは、「卒業までの予約をまとめて取れる」「電話予約ができる」ハッピーホリデーコースが人気です。
・繁忙期を避けて通学する
多くの教習所では、学生の休暇と重なる2~3月や8月~9月が繁忙期となり、4~7月や10~12月は空いている時期といわれています。入学する時期は可能なら空いている時期を狙うとよいでしょう。
社会人の免許取得は時間との戦いになりますが、9カ月の間に卒業すればよいので、しっかりとスケジュールを立てて通えば問題ありません。
通学が一週間に一度で間隔が空いてしまうため、技能教習や学科教習で不安なことがでてくるかもしれません。そんなときは、教習指導員に気軽に相談してみましょう。
まとめ
社会人の方が土日のみで免許を取得しようと思うとスケジューリングが重要になります。コツを押さえて免許取得までスムーズに進めたいですね。
社会人でも「平日にはまったく時間がとれない!」という人と、「仕事の終業が早めなので平日の夜間なら通える」という人では、通学のスケジュールが変わってきますので、教習所のコースを確認してみてください。
埼玉県さいたま市指扇と上尾市にあるファインモータースクールでは、週2日の休日に通学する「ハッピーホリデーコース」や、平日16:00以降に予約が取れる「ナイトスカイコース」など、社会人が通いやすいコースを用意しています。
ぜひ効率的に通学して、楽しいドライビングライフを送ってください。