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車はオートマ免許で良い?メリットを知って車選びに役立てよう

2024.6.21 COLUMN

 

車の免許を取得する際に、オートマチックとマニュアルの選択肢を検討する場面があります。現在はオートマ免許を取得する方の割合が多いですが、せっかく指定自動車教習所に通うなら、どちらも乗れるに越したことはないと考える方もいるでしょう。

本記事では、オートマチック車(AT車)とマニュアル車(MT車)の違いに加えて、多数が取得するオートマチック免許の良さをメリットも交えてご紹介します。これから免許取得を検討される方はぜひ参考にしてください。

 

AT車はどんな車?

AT車は日本で近年、主流となっている車種です。車のミッションは「オートマチック」と「マニュアル」の2種類に大きく分かれます。それぞれに操作方法や構造上の違いがあり、免許の取得時に選択することになります。

こちらでは、オートマチックとマニュアルの概要についてご説明します。

 

AT車とは

AT車のオートマチックとは、オートマチックトランスミッションの略称で、運転免許証には「AT車」と記載されています。トランスミッションとはエンジンからの動力をタイヤに伝える変速機のことで、オートマチックはドライバーがクラッチを操作しなくても、自動でギアチェンジが行われます。

AT車で注意しておきたい点は、「クリープ現象」があることです。クリープ現象とは、エンジンをかけている際に、シフトレバーをP(パーキング)かN(ニュートラル)以外にしていると、アクセルを踏まなくても少しずつ車が前進することを言います。
クリープ現象は坂道発進などで車が後退しにくいメリットがありますが、ドライバーの意思に反して動き出す恐れがあります。
運転が不慣れな方にとってAT車は操作しやすく、日本で近年販売されている9割以上を占めていると言われています。

 

MT車とは

MT車のマニュアルとは、マニュアルトランスミッションの略称で、運転免許証には「MT車」と記載されています。
AT車とは異なり、MT車ではスピードや道路の勾配など周囲の状況に応じて、ドライバーがアクセルやクラッチペダルを操作し、手動でギアチェンジを行う運転方法です。余計なエネルギーを使わず、車体がAT車よりも軽いので、燃費が良いと言われています。

オートマチックに比べて操作の手技が多いため、教習所ではオートマチックとマニュアルで講習の内容が異なります。MT車にはクラッチペダルがあることで、高齢者や初心者にありがちなアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ぐ利点があります。

また、マニュアル免許を一度取得すれば、AT車もマニュアル車も運転することができます。業務用のトラックやバスなどの大型車やスポーツカーは、マニュアル車であることが多いです。運転そのものを楽しみたい方にはマニュアル車もおすすめです。

 

車に乗るならオートマチック免許で良い?

 

日本国内で車を運転する分には、オートマチック免許で十分に事足ります。運転を職業に活かしたり、海外で運転する機会があったりと、状況によってはマニュアル免許を取得した方が良い場合もあります。マニュアル免許を持っていればAT車も運転できますが、オートマチック免許ではマニュアル車は運転できません。

こちらでは、免許取得時のミッションの選択に関して詳しく解説します。

 

目的がなければオートマチック限定で良い

現在、国内の自動車市場のほとんどがAT車であるため、基本的にはAT車限定の免許取得で問題ないでしょう。

マニュアル車はAT車に比べて操作難易度が高く、運転が苦手な方にとってはハードルが高いです。教習所での講習料金もマニュアル免許の方が高額になるため、特別な理由がなければ取得するメリットはあまりないと言えます。

 

運転を生業とする場合はマニュアルを取得しよう

バスやトラックなど運転手を職業として検討されている方はマニュアル免許を取得した方が良いでしょう。近年ではバスやトラックもAT車が増えていますが、まだマニュアル車も少なくありません。

また、スポーツカーもマニュアルが多いため、将来運転してみたい、運転する可能性がある方は検討してみてください。

 

海外で運転するならマニュアルが安心

海外出張が多い方や、海外で運転する機会がある方はマニュアル免許の取得がおすすめです。海外でもAT車は普及してきていますが、レンタカーを借りる際に、国や地域によってはMT車しか選べないケースもあります。

例えば、MT車の車体価格が安いヨーロッパでは人気が高く、長く愛用される傾向にあります。一度購入したものを大切に使うことから、MT車も数年で買い替える人は少ないようです。

 

オートマチック限定からマニュアル免許へ変更できる

車の免許をオートマチック限定で取得したけど、後からマニュアルが必要になった場合は限定解除審査に合格することで切り替えることができます。

審査には運転免許試験場で直接試験を受ける方法と、教習所に通って受ける方法の2つがあります。前者は費用が安く済みますが、難易度は高いと言われています。後者は教習所で限定解除の技能講習と技能審査を受けるため、確実に習得できることから一般的には後者を選択する人が多いです。

 

AT車のメリット

AT車は種類が年々増加し、取得する人口も増えています。人気の理由にはさまざまなメリットが関係しています。メリットを知った上で、車種選びを検討することがおすすめです。

こちらでは、AT車のメリットに焦点を当てて解説します。

 

運転操作が簡単

AT車のペダルは、ブレーキとアクセルの2箇所です。加速するためのシフトレバーはなく、MT車に比べて運転操作が簡単であることが特徴です。操作が簡単であれば、日常的にも気軽に運転しやすく、より集中して運転に臨めます。

 

教習時間や費用がマニュアル免許よりも少ない

ギアやクラッチなど、MT車独特の操作がない分、教習時間がMT車よりも短く設定されています。費用も1〜3万程度差があるようです。

 

エンストを起こしにくい

エンストとはエンジンストールの略称で、エンジンをかけている状態で、クラッチの操作ミスから発生するエンジン停止のことです。AT車は電磁制御されているため、ギアを切り替える必要がなく、MT車でよくありがちなエンストを起こす心配がないです。

 

まとめ

今回は教習所で車の免許取得時に選択する、オートマチックとマニュアルの概要について解説しました。

国内市場の大半をAT車が占めることから、基本的にはオートマチック免許で十分に事足ります。マニュアルに比べると操作も簡単であり、教習時間や費用を考慮してもオートマチック免許の方がメリットは多いと言えます。

今後、運転を仕事として扱う方や海外に出向く機会がある方は、マニュアル免許も視野に入れると良いでしょう。オートマチック限定免許からマニュアル免許へ限定解除を行うこともできます。ご自身の状況に合わせて賢く選択しましょう。

 

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