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バイクのメンテナンス入門:定期点検とトラブル防止法

2025.3.17 COLUMN

バイクのメンテナンスはトラブルや不具合などを防止するために行っておく必要があります。そこで気になるのが、バイクにどのようなメンテナンスが必要なのかということです。

この記事では、バイクのメンテナンスがなぜ必要なのかという重要性、メンテナンスの種類とやり方、バイクのメンテナンスの依頼先などについて解説します。バイクのメンテナンスの基本について気になっている方は参考にしてみてください。

バイクのメンテナンスの重要性

バイクのメンテナンスは、トラブルや不具合、出先での故障などを防止するために必要です。

メンテナンスをしていれば必ずトラブルや故障などを防げるというわけではありませんが、メンテナンスしていないバイクより、メンテナンスしているバイクの方がトラブルや不具合などの発生確率を下げることができます。安全にバイクに乗るためにも、メンテナンスは確実に実施しておきましょう。

また、バイクのメンテナンスをしていれば、バイクそのものの寿命を延ばすことができます。手に入れた愛車に長く乗り続けるためにもメンテナンスは必須なのです。では、バイクのメンテナンスには、どのような種類があるのでしょうか。

 

バイクのメンテナンスの種類とやり方や費用

バイクのメンテナンスには、使用状況に応じて行う点検(必要に応じて部品交換も実施する)の「日常点検」、定期点検の「1年点検(12ヶ月点検)」、250cc超えのバイクに義務付けられている定期的な国の検査「車検」があります。ここからは、それぞれの点検や検査がどのようなものなのか解説するとともに、やり方やおおよその費用などを解説します。

 

日常点検

日常点検とは、安全かつ快適にバイクに乗るために運転者の判断で適宜行う点検です。点検時期の目安は、長距離走行の前後、洗車をしたとき、給油をしたときなど、必要だと感じたときに点検します。

日常点検で実施する主な点検内容は次のとおりです。

【日常点検項目】

◆ブレーキ

・レバーの遊び

・ペダルの遊び(ペダル式のブレーキがある場合)

・ブレーキの効き具合

・ブレーキ液の量

◆タイヤ

・空気圧

・亀裂や損傷の有無

・異状な摩耗

・残り溝の深さ

◆エンジン

・冷却水の量

・オイルの量

・かかり具合やエンジン始動時の異音

・低速時や加速時の状態

◆灯火装置や方向指示器の点灯・点滅

◆走行時に感じた異常や違和感があった箇所

◆ドライブチェーンの状態

など

 

これらの項目が日常点検の主な項目となります。ただし、点検すべき箇所や項目は、バイクによって異なります。詳しい点検項目や内容は取扱説明書で確認してください。また日常点検したときに異常や違和感を感じたときは、早めに販売店へバイクを持ち込み、相談や点検をしてください。

日常点検は運転者の責任において行う点検となるため、点検費用はかかりません。ただし、日常点検をした際に異常や違和感が見つかり、販売店などで部品交換などをした場合は別途工賃や部品代がかかります。

 

定期点検

定期点検は、法律で定められている1年ごとに実施する点検です。分解したり、細かな点検や調整・部品交換をしたりします。日常点検では確認できない部分の点検や調整などが実施されるため、定期的に受けるようにしましょう。

点検項目は、バイクのメンテナンスノート(点検整備記録簿)に明記されている項目となります。なお、定期点検は、バイクに関する知識だけでなく、整備に必要な技術やツールなどが必要となるため、バイクの点検やメンテナンスを実施している販売店にバイクを持ち込んで行うのが一般的です。

点検の費用は、1万円〜3万円程度となります。点検費用はバイクの種類やエンジンの排気量などによって異なるため、販売店やバイク専門店などで確認してください。

 

車検

車検は、250ccを超えるバイクが定期的に受けなければならない国の検査です。車検の頻度は、1回目が初回登録から3年後、2回目以降が2年ごととなります。

車検は、あくまでも検査時点において保安基準に適合しているか確認する検査となっているため、次の車検までの安全を保証するものではありません。

車検時におすすめされる部品交換や調整などは、次回の車検や点検まで安全に乗るために提案される内容です。そのため、車検のタイミングで必要に応じて部品交換や調整も実施しておきましょう。

また、車検を受けた後も必要に応じて日常点検や定期点検、メンテナンスは欠かさずに実施してください。車検時の部品交換などをしたという理由で日常点検やメンテナンス・部品交換などを怠ってしまうと、次回の車検までの間にトラブルや不具合が発生する可能性があるため、車検後もメンテナンスや点検は確実に実施しましょう。

車検の費用は、5万円程度〜となります。定期点検と比べると費用が高くなりますが、法律に定められている事項となるため、確実に受けてください。

車検のタイミングで部品交換や調整・補充などを実施した場合は、別途パーツ代や工賃などが発生します。車検を受けるときは、一度見積もりを取り、点検・整備の内容や提案される推奨整備・部品交換などを確認してから行いましょう。

 

バイクのメンテナンスはどこで行う?

バイクのメンテナンスは、正規販売店、バイクショップ、バイク用品店などで実施することができます。

正規販売店では、メーカーが推奨する点検・整備、純正部品を使った部品交換やメンテナンスなどを実施するため、乗っているバイクに合ったメンテナンスを行うことができます。費用は、バイクショップやバイク用品店などと比べると割高になる傾向がみられます。ただし、そのメーカーや車種のことを知り尽くしたプロがメンテナンスしてくれるため、安心感あるメンテナンスを受けられることが特徴です。

バイクショップでは、さまざまなメーカーのバイクを取り扱っているため、メーカー問わずメンテナンスを受け付けていることが特徴です。点検整備の費用は、正規販売店より安い場合が多いものの、ショップによって整備のクオリティが異なる場合があります。そのため、しっかりとメンテナンスしてくれるバイクショップを見つけることが重要です。

バイク用品店の中には、バイクの点検やメンテナンスなどを実施している店舗があります。どのバイク用品店でも必ずメンテナンスをしてくれるというわけではありませんが、車検の受付をしているバイク用品店であれば点検やメンテナンスにも対応している場合がほとんどです。近所にバイク用品店があり、点検や整備を実施しているか気になったときは、問い合わせたり調べたりしてみるとよいでしょう。

 

バイクのメンテナンスは自分でもできる?

バイクのメンテナンスは、自分で行うこともできます。ただし、バイクの知識だけでなく、点検や整備に関する知識と技術、整備やメンテナンスに必要なツールを用意しなければならないため、自信がない場合やツールを用意できない場合は正規販売店やバイクショップなどにメンテナンスを依頼した方がよいでしょう。

インターネットでバイクのメンテナンスについて調べると、さまざまな情報を見つけることができ、自分でもできるのではないかと思ってしまうことがあります。しかし、思っている以上に大変だったり注意しなければならないことが多かったりするため、少しでも不安があるときは無理に自分で対処するのではなく、点検・整備・メンテナンスのプロに依頼しましょう。

もし、正しいメンテナンスができなかった場合、思わぬ事故につながる可能性があります。そのため、自信がないときは、無理して自分でメンテナンスしないようにしましょう。

 

トラブル防止のためにも点検・メンテナンスを確実に実施しよう

バイクのメンテナンスは、トラブルなくバイクに乗り続けるために必要です。日常点検、定期点検、250ccを超えるバイクに義務付けられている車検は確実に実施し、安全にバイクに乗り続けられるようにしておきましょう。

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