はじめに
暖かくなり、バイクの運転にちょうどいい季節になってきました。「大型バイクに乗って風をきって走ってみたい!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大型バイクに乗るためには、大型自動二輪免許が必要です。大型バイク免許は、排気量の制限がなくすべてのバイクに乗れる最高峰の二輪車免許なので、ライダーの憧れの的でもあります。
この記事では、大型自動二輪免許の取得方法、教習の際の注意点などをご紹介します。
大型自動二輪免許はいきなり取れるの?
大型自動二輪免許は、満18歳以上であれば取得できます。
いきなり取得することも可能ですが、中型バイク免許からステップアップして取得するのが一般的です。
教習所によっては安全面を配慮して、いきなり大型二輪教習をスタートすることを受け入れていないところもあります。
大型自動二輪免許はAT(オートマチック)車とMT(マニュアル)車の2種類があり、それぞれに取得期間や料金が異なります。
大型自動二輪免許の取得方法は、以下の2つがあります。
・運転免許試験場で試験を受ける
技能をチェックする一発試験となります。だれでもチャレンジはできますが、試験対策は自分で行う必要があるため、難易度が非常に高く、練習で技術を磨く必要があるでしょう。
・指定自動車教習所に通い免許を取得する
教習所に通い、大型バイクに乗るための技能教習を受講します。保有している免許によって教習時間が異なり、約12~24時間の技能教習を受けます。全教習が終わり卒業検定に合格すれば、大型バイク免許が取得できます。
普通自動二輪免許がある場合の取得期間
中型バイク免許(普通自動二輪免許)を持っていて、大型バイク免許を目指す場合の取得期間はどのくらいかかるのでしょうか。
【普通自動二輪免許を所持している場合の流れ】
・入校手続き後、視力・聴力・色彩識別などの適性診断を実施
・第一段階は、MT免許所持で5時限、AT限定免許所持で9時限の技能教習を受講
・第二段階は、MT免許・AT限定免許どちらも7時限の技能教習を受講
その後、卒業検定に合格すると、「卒業証明書」が発行され、運転免許センターで大型二輪免許を取得することができます。
大型自動二輪車教習で注意したいこと
大型自動二輪車の運転には、注意すべきポイントがさまざまあります。大型バイク教習では、バイクの特性を知り、高い運転技術はもちろん、法規走行を身につけることが大切です。
・バイクは最大重量
大型バイクの重量は排気量や車種により異なりますが、150kgを超えるものが一般的です。大型バイク免許を取得するには、バイクの引き起こしを一人で行う必要があります。背が低い場合、シート高が800mm以上あるバイクなど安定した腰の位置ではバイクの重心を支えるのも難しく、支えるのに腕力に頼る場面が増えてしまうため注意が必要です。
・法規走行を守る
法律に従って走行する「法規走行」は、安全運転の観点から最も重要です。交差点での合図の出し方、安全確認や進路変更の方法など、安全確認は道路を走るうえで常に欠かせない要素となりますので、教習でしっかり身につけたいですね。
・運転技術の習得
技能教習ではさまざまな運転技術を習得します。特に、一本橋や急制動、スラロームなど、バイクを意のままに操れるようにするためのスキルが、万が一のときのとっさの危険回避に役立ちます。運転操作で苦手と感じる部分は、教習指導員にアドバイスを求めたり、運転時のクセを見てもらったりするなど相談しながら進めるとよいでしょう。
まとめ
大型バイクに乗ってみたい、これからチャレンジしてみたい!という方は、埼玉県にあるファインモータースクールで受けられる「大型自動二輪車体験会」に参加してみてはいかがでしょうか。
普通自動二輪免許所持で、大型自動二輪免許取得を考えている方なら、どなたでも参加が可能です。
ファインモータースクールの上尾校にて、毎月第1・3土曜日の14:00~14:50に開催、希望日の3日前まで予約を受け付けています。
コース内走行やスラローム体験を通して、大型バイクで颯爽と走る気持ちよさや楽しさを体感してくださいね。ご参加お待ちしています!