大学生の免許取得率
近年、若者のくるま離れといわれますが、大学生の免許取得率は、まだ過半数以上なので決して少ないとは言えません。
免許を取る理由はさまざまですが、多くの場合「取っておいた方が便利」と考えられているようです。
車を購入すると維持費などがかかりますが、免許だけなら特に維持費もかかりませんし、急に運転しなければならないときなどに役立ちます。
ここでは、大学生が取る免許の種類やいつごろ取ればいいのか、取っておいた方がよい理由などを解説していきます。
大学生が取る免許の種類は何が多い?
大学生が取る免許の種類は一般的には「普通自動車免許(普通免許)」がもっとも多いです。
普通自動車免許は車を運転するための基本的な免許であり、大学生にとっては移動手段や就職活動時の利便性などから、多くの大学生が取得しているようです。
ほかには「原動機付自転車免許(いわゆる原付き免許)」を取得するケースも見られます。原付免許は50cc以下のバイクを運転するための免許であり、車体の安さや自転車のような気軽さから大学生の間で人気があります。
免許を取る理由は通学やアルバイト、サークル活動などが多いです。
大学生は免許をいつ取るのがいいの?
結論から言うと、大学生が運転免許を取るタイミングは人によって違いますが、一般的には大学1~2年生の時期が多いです。
この時期に免許を取った方がよい理由は、まだ比較的時間的に余裕があるため、授業と就職活動の両立が必要な大学3~4年生よりも、焦らずに教習所に通えるからです。
また、卒業間際に慌てて取るよりも、大学1~2年の間に取ることで、運転経験を積むことができます。運転が必要な仕事であれば、すでに運転経験があることで就職活動にも有利に働くかもしれません。
大学生のうちに免許取得したほうがいいワケ
大学生のうちに免許を取ったほうがよい理由は2つあります。
1つ目は、社会人よりも大学生の方が自由がきくということです。社会人が教習所に通う場合、就業時間は8時~17時や9時~18時なので、平日の夜もしくは休日になります。技能教習は予約制なので、平日の夜は思うように予約が取れない場合は休日を講習にあてる必要があります。仕事をしながら夜や休日に教習所に通うのは、思っている以上に負担になります。
2つ目の理由は、「学割プラン」を利用できることです。
教習所の中には、大学生向けに割引料金を設定しているところがあります。割引料金は教習所によって違いますが、数千円~数万円ほど割引が受けられることもあります。こういった割引は社会人になってからでは受けられません。
普通自動車免許を教習所に通学して取る場合、費用は30万円ほどかかるため、割引率がいくらであっても、大学生のうちに免許を取得しておくのはかなりお得といえます。時間的な余裕と費用面、どちらから見ても、社会人になってからより大学生のうちに免許は取得しておくべきといえるでしょう。
まとめ
お住まいの地域や環境によっては、「まだ免許は必要ない」という大学生の方もいるかもしれませんが免許はいつ必要になるかわかりませんし、すぐに取得できるものでもないので、時間に余裕がある大学生のうちに取っておいて損はないでしょう。
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