はじめに
春は、新しいことに挑戦したくなる季節。このタイミングで普通自動車免許の取得を考えている方も多いのではないでしょうか。
自動車教習所の入校日には、いくつか重要な持ち物があります。全てそろっていないと、入校ができないこともあるので忘れずに準備しましょう。
今回は、教習所の入校時に必要な持ち物をチェックリストにまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。また、教習が始まってからの持ち物や、合宿免許の持ち物についても詳しく解説します。
教習所の持ち物|入校時チェックシート
入校時に必要な持ち物は、自動車教習所によって多少変わります。ここでは、埼玉県さいたま市大宮・指扇・上尾市にあるファインモータースクールの場合を参考に紹介します。準備に時間がかかるものもあるので、事前に細かくチェックしておきましょう。
・住民票(原本)
マイナンバーの記載がない本籍地の入った本人の住民票が必要です。
発行日からの期限は、お住まいのエリアや教習所によって異なるので事前に確認しておきましょう。
・身分証明書
住民票に記載されている住所と一致している身分証明書が必要です。健康保険証やパスポート、学生証、マイナンバーカード(通知カードは不可)、住民基本台帳カードなどを持っていきましょう。自動車教習所によっては証明書の種類が指定されていることもあるので、事前に確認しておきましょう。
※外国籍の方は在留カードもしくは特別永住証明書も必要になります。
・運転免許証
すでに原付などほかの運転免許を持っている方は、忘れずに持っていきましょう。
※IC免許の場合、暗証番号が記載されている用紙を持参すれば住民票は必要ありません。
・入校金や教習料金
自動車教習所によって異なりますが、入校日に受付で支払うのが一般的です。
カード支払いやローン、引き落としなどを選択している場合は不要です。
※ローンを利用する方は、口座番号が分かるものと銀行印も準備しておきましょう。
・証明写真
無帽、無眼鏡、正面、無背景で6ヶ月以内に撮影されたものを6枚ご用意ください。
免許にかかわる証明写真は、前髪で眉毛が隠れているものはNGなど、細かい規定があります。撮り直しになると無駄になってしまいます。教習所内で撮影できる施設も多いので、不安な方は事前に確認しておきましょう。
・眼鏡、コンタクト
入校時には適性検査といって視力検査があり、両目で0.7以上、片目で0.3以上の視力が必要です。
視力基準を満たしていない場合、入校することができません。不安な方は眼鏡やコンタクトを持っていきましょう。その際、色付きの眼鏡やサングラス、カラーコンタクト、サークルレンズは使用できないので注意してください。
・印鑑
印鑑は、念のため朱肉を使って押すタイプの物を用意しましょう。
・学生証
学生割引などを利用する場合は必要になります。
・筆記用具
入校手続き完了後、タイミングが合えばそのまま教習説明会や教習を受けることがあるかもしれないので、筆記用具を持っていきましょう。
今後の教習の進め方や持ち物などの説明も受けるので、メモと筆記用具があると安心です。
・入校申込書などの必要書類
自動車教習所から事前に教習申込用紙を渡されている場合は、必要事項を記入して持っていきましょう。
教習料金を事前に支払っている方は、支払い用紙の控えとして「振込証明書」や「ローン申し込み用紙」などを持参しましょう。
教習所の持ち物|普段の教習は?
教習は、交通ルールやマナーについて学ぶ「学科教習」と、実際に運転して技術を習得する「技能教習」の2つがあります。
それぞれ必要な持ち物が違うので、確認しておきましょう。
≪学科教習で必要な持ち物≫
・筆記用具
・教科書などの教材
学科教習は、教科書をもとに教室で授業を進めます。教習指導員が試験にむけてのポイントを解説したり、重要な箇所を教えてくれたりすることも。
メモを取ったりマーカーでチェックしたりできるよう、筆記用具は必ず持っていきましょう。
≪技能教習で必要な持ち物≫
・動きやすい靴(ヒールやサンダルはNG)
・動きやすい服装(ミニスカートなどはNGの教習所もあります)
・眼鏡、コンタクト
・教科書などの教材
・仮運転免許証
技能教習は動きやすい服装で受けましょう。サンダルやヒールなど「安全運転義務違反」になる可能性がある履物では、技能教習は受けられません。「どうしても履いていきたい」という方は、運動靴を持っていき、教習前に履き替えれば問題ありません。
また、眼鏡やコンタクトが必要な方は必ず装着しておいてください。
仮免試験に受かった後は、仮運転免許証がないと技能教習が進められませんので、忘れずに持参しましょう。
教習所の持ち物|合宿免許の場合
遠方で受講することも多い合宿免許。現地について確認したら、持ち物が足りなくて入校できない…ということがないように、よくチェックして早めに準備しておきましょう。
合宿免許も基本的には自動車教習所の入校時と同じものが必要です。ただし、万が一の病気やケガに備えて健康保険証の原本を持っていきましょう。
タオルや歯ブラシ、パジャマなど生活するうえでの必需品も忘れずに。ゲームや本などの暇つぶしグッズもあると便利ですよ。
また、仮免許試験や仮免許交付の手数料の支払いや、試験に落ちてしまうなどで延長の教習料金が発生することもあるため、現金は必要になります。普段キャッシュレス決済が中心の方も、現金を持参するかキャッシュカードなどでいつでも引き出せるようにしておきましょう。いざという時のために、ATMの場所をチェックしておくと安心です。
ただし、現金やカードなどの管理は自己責任です。合宿中は、金庫を利用したり必ず持ち歩いたりと、セキュリティに気を付けましょう。
まとめ
初めての場所や新しい勉強が始まることに、ドキドキと緊張している方も多いのではないでしょうか。
教習所の持ち物をしっかり準備して運転に適した服装で通えば、運転免許の取得もスムーズに進みそうです。
忘れ物ゼロで楽しい自動車教習所ライフをおくってくださいね。
埼玉県さいたま市大宮・指扇と上尾市にあるファインモータースクールでは、教習の持ち物や服装に関してもしっかりとアドバイスしているので、お気軽にお問い合わせください。