運転免許を取得したものの、自転車や電車など車以外の交通手段で生活することが多く、長期間にわたり運転しなくなってしまうと、運転できるか不安になったり、心配になったりするのではないでしょうか。
この記事では、運転免許を保有しているものの、長期間にわたり運転をしていなかった人のための講習「ペーパードライバー講習」を受けたい方におすすめのプランや講習を受けるときの注意点などを解説します。埼玉でペーパードライバー講習を受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ペーパードライバー講習はどこで受ければいい?
ペーパードライバー講習を受けようと考えたとき、どこで受ければよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。インターネットで「ペーパードライバー講習」と検索すると、教習所のペーパードライバー講習だけでなく、ペーパードライバー講習を専門としている会社も出てくるため、どちらがよいのかわからなくなるでしょう。
さまざまなペーパードライバー講習がある中でもおすすめなのは、指定自動車教習所が実施している講習です。なぜなら、指定自動車教習所が実施しているペーパードライバー講習であれば、国家資格を保有している指導員から適格なアドバイスを受けながら運転の練習ができるためです。
また、指定自動車教習所でペーパードライバー講習を受ける際は、その教習所にある教習車で練習するため、万が一危険な場面に遭遇したときに指導員が補助してくれます。そのため、より安全な環境で改めて運転を基礎から学ぶことができるのです。
教習所でペーパードライバー講習を受けるときに注目すべきポイント
ペーパードライバー講習は、指定自動車教習所で受けた方がよいものの、どこでもよいというわけではありません。なぜなら、教習所によって、対応範囲(走行できる場所や環境など)が異なるためです。
そのため、指定自動車教習所のペーパードライバー講習を受けるときは、教習所内のコース走行だけでなく、一般道路での運転や高速道路の走行まで対応している教習所を選ぶとよいでしょう。
教習所内のコースから高速道路の走行まで対応している指定自動車教習所のペーパードライバー講習であれば、運転の基礎・基本操作や基本走行・駐車などを学べるだけでなく、一般道路を運転する際の注意点や高速道路を走行するときに気をつけるポイントを確認できたり教えてもらえたりします。
このように、基本走行から応用走行まで対応しているペーパードライバー講習を受けることができれば、講習を受けた後に主体的な運転ができるようになるでしょう。よって、指定自動車教習所のペーパードライバー講習を受けようとするときは、プランや料金だけでなく、一般道路や高速道路の走行まで対応しているかチェックすることが大切です。
ペーパードライバー講習は何時間くらい受ければいい?
ペーパードライバー講習を受けようとしたときに、どのくらいの時間練習すればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
ペーパードライバー講習のプランを見てみると、1時間のプランから数時間のプランまであります。そのため、どのプランが自分にあっているのか悩むでしょう。このようなときは以下の点を参考にプランや講習時間を決めることをおすすめします。
- 1時間〜2時間:基本的な運転ができ、1人で運転しているときに解決できないことがあったり不安な点があったりする場合
- 1時間〜3時間:運転の基礎操作や基本走行の復習と一般道路の走行をしたい場合
- 3時間〜5時間:運転の基礎、基本操作や基本走行、一般道路の運転だけでなく、高速道路の走行までしたい場合
ペーパードライバー講習が何時間必要なのかという点については、人それぞれであるため、一概にどのプランが良いと断言することはできません。よって、上記の受講時間はあくまでも目安としてお考えください。
ペーパードライバー講習を受けるときは遠慮せずに聞こう!
ペーパードライバー講習を受けるとき、「運転できないことが恥ずかしい」と思ったり、「こんなこともできないの?」と思われたくないと思ったりするために、本当に学びたいことを正直にいえない場合もあるでしょう。
これでは貴重な時間を無駄にしてしまう可能性があるため、何を習得したいのか(駐車、運転の基本操作や基本走行、基本的な交通ルールやマナーなど)という点については、正直にしっかりと伝えることが大切です。
また、わからないことや理解しにくいこと、疑問点や不安な点などは、講習中に遠慮なく聞きましょう。わからないことをわからないままにしておくと、後に一人で運転するときに困ってしまう可能性があります。そのため、わからないことはその場で聞いて解決するようにしましょう。
何を聞いていいのかわからないとき
車の運転ができるようになりたいものの、”わからないことがわからない”という場合もあるのではないでしょうか。このようなときは、車を運転するシーンを具体的に伝え、どのような運転技術が必要なのか聞いてみるとよいでしょう。
例えば、以下のような質問をすると、それぞれの状況に応じた注意点やコツなどを教えてもらうことができます。
- 荷物をたくさん載せている社用車を運転するときの注意点はありますか?
- 間口が狭い駐車場の出入りで注意することは何ですか?
- 地下駐車場や立体駐車場で注意すべきことはありますか?
- サイズが大きい車を運転する予定があるのですが、教習車として使われている車(セダン)との違いや気をつけることはありますか?
- 高さがある荷物を載せたり荷物を積み上げて載せたりしたときの後方確認の方法はどのようにすればいいですか?
- 友達同士で旅行に行くのですが高速道路を走行するときのコツはありますか?
- 旅行先/出張先でレンタカーを借りるのですが、レンタカーを借りたときにすべきことはありますか?
- ・車を買う予定なのでペーパードライバー講習を受けに来たのですが、運転者がするべき日常点検について教えてください
など
上記のように場面や状況を具体的に伝えると、注意点や気をつけるべきポイントなどを教えてもらうことができるでしょう。
限られている時間を大切に
ペーパードライバー講習を受けるときは、限られた時間を有効に活用することが大切です。そのため、遠慮して聞きたいことを聞けなかったり、何も聞くことができなかったりすることがないようにしましょう。
限られた時間の中で運転技術や安全運転の知識を習得するためにも、講習中にわからないことや疑問に思ったことなどは積極的に聞き、一人で運転するときにわからないことがないようにしておくことがペーパードライバー講習を充実させるポイントです。
心配や不安を解決して自信を持って運転しよう!
ペーパードライバー講習を受けて運転できるようになりたいと思ったときは、国家資格を保有する指導員が在籍している指定自動車教習所が実施しているペーパードライバー講習を受けるとよいでしょう。埼玉でペーパードライバー講習を実施している指定自動車教習所はいくつもあり、あなたが住んでいる近くの教習所もペーパードライバー講習を実施している可能性があります。
しばらく運転していない、運転がこわい・不安、でも運転したいまたは運転せざるを得ないというときは、指定自動車教習所でペーパードライバー講習を受講して、心配や不安を解消することをおすすめします。指定自動車教習所が実施しているペーパードライバー講習であれば、運転指導のプロが運転できるようサポートしてくれます。あなたもこの機会に脱ペーパードライバーしてみてはいかがでしょうか。